結果は↓の通り見事合格!
ちなみにAzureの経験はお試しでインスタンスを立ち上げサーバをポチポチと立ち上げた事がある程度の経験で、しかも数年前の出来事なのでほぼ何も覚えておらず。そんな感じで受けてみたAZ-900ですが、押さえるポイントをきちんと把握していればIT未経験、Azure初学者でも充分に合格できる試験だと感じました。
そんな訳で私自身が合格までに実施した勉強方法についてお伝えしたいと思います。今後受験される方々の参考になれば幸いです!
試験の難易度について
同分野の同レベル帯資格として「AWSクラウドプラクティショナー」(以下CLF)がよく上げられますが、それよりも一段簡単な試験だなと感じました。
基本的にはクラウドの概念やAzuruのサービス・機能について問われる問題がほとんどです。そこはCLFと変わらないのです。じゃあCLFと何が違うの?という事なんですが、CLFだと合計65問の問題が出題され4択問題で正解を一問選択、スコア700点以上取得で合格という形式です。
対してAZ-900は問題が全部で44問、合格ラインは同じく700点取得です。出題形式も4択問題もありますが、2択問題もあります。あとはCBT形式の試験なので問題中の図形をドラッグ&ドロップさせ正解を導く、なんて問題もあります。
図形の問題については、例えばある用語と提示されている図形を紐づける、という内容で1問につき複数紐づける必要があるのですが、全問正解でなくても部分的にあっていればその分の部分点を貰う事が出来ます。
そもそもの問題数も少ないので各問題の配点が高いという事と択が少ないのでわからない場合でも最悪2択の1/2で正解出来る、部分点を貰える、等々諸々を加味するとかなり易しい部類の試験なのでは?と感じました。
だからと言って未経験者が全くの無勉で受かるという試験でも無いので、そこはしっかりとした勉強と対策が必要です。
ただし、冒頭でも述べた通りしっかりとした準備をすれば誰でも合格可能な資格だと思いますので、以下のスケジュール感や勉強方法をご参考にして頂ければと思います。
まずは一番大事なスケジュールの立て方
まずスケジュールの立て方ですが、これはまず受験日を確定させてから逆算して立てるようにしましょう!
勉強をしっかり準備してから・・・と言いたいところなのですが、そういう風に進めてしまうと何かと言い訳を付けて受験を先延ばしにして逃げてしまうのが人間の性というものです。
「仕事が忙しくて勉強できなかった・・・」、「勉強が捗っていないから自信が無いんだよね・・・」とかとか。私もその類でした・・・。
そういう弱い心は断ち切りましょう!まずは試験予約して受験料払ってしまって、背水の陣で臨むのです。そうするとお金を失いたくので空いている時間を見つけて死に物狂いで勉強するようになりますから笑
ベンダー試験は高いですし、この試験も12,500円とそれなりにお金を取られます。このお金を捨ててもいいよという方なら話は別ですが、そんな勿体ない事ってしたくないですよね。
具体的な勉強方法
これもCLFの時とやり方はほとんど変わりません。実技が入る資格試験以外は大体この勉強方法が定石なのではないかと思います。
・参考書は程々に、早めに問題集を解く
一冊これだ!という参考書を見つけてその本のみを取り組みます。世の中にはあれやこれやと色々な参考書が溢れていますが、ぶっちゃけ内容なんてどれも大差ないです。
あれにしようか?これにしようか?なんて迷っている暇があったら一冊の参考書をしっかりと取り組んで、さっさと問題集に移行するようにしましょう!
下記の参考書がおすすめ!これだけじっくりと取り組めば充分です↓
私は2週間でスケジュールを組んだので2週間での例を記載します。まず1週間で2回通して読む、という事を目標にします。1回目は内容を覚えられなくても良いので各概念やサービス名、用語についての大枠を把握できるようにします。もう一度見た時に「こんなのあったけど何だったかな~・・・。」くらいで大丈夫です。
そして2回目では把握した大枠についての詳細を出来るだけ詰めて行きます。わからない用語は都度ググるなどしてしっかりと潰していくようにしましょう!この段階でわからない部分が出て来た時には絶対に後回しにしないで調べて理解できるようにする事が重要です!「完全に覚えろ」という話ではなく「覚えに行く」という姿勢が重要です。
・Udemyの問題集をひたすら解きまくる
1週間で参考書を終えた後は残りの1週間でひたすらUdemyの問題集を解きまくって正解率を8~9割くらいにまで持って行ける状態にします。
AZ-900: Microsoft Azure Fundamentals模擬試験問題集(6回分276問)
大事なのは問題集をやって、各問題の選択肢に出て来た用語についてもしっかり網羅してどんどん知識の幅を広げて行く事です。これをやらずして試験に受かる事はかなり厳しいので問題集についてはじっくりと取り組みましょう。
・その他の補足知識はインターネットで補完する
その他分からない内容が出て来た時にはインターネットを駆使して補完するように致します。ありがたい事に、この試験を乗り切った先人がわかりやすい知識を掲載してくれている事が多いのでそういった内容を参考にしましょう。
特に私が参考にしていたのは下記のページです↓
AWSとAzureってサービス名称が違うだけで実際の機能とか考え方は同じって内容が多数あるのでこういった比較の情報は大変助かりました。
これからのクラウド時代の足掛かりとして
AZ-900はAWSクラウドプラクティショナー(CLF)と並んでクラウド技術の入門資格として最適な難易度になっています。簡単なので取得しておいて損は無い、そんな資格です!これをきっかけにして上位の資格を取得するもよし、転職活動の武器にするもよし、クラウド使ってサーバ立ち上げて見るのもよし、色々な事に取り組む事が出来るようになります。
これからの時代はクラウドという概念はITインフラと切っても切れない必須な知識や技術となってくるものです。そういった最新の技術を追ってみるのもとても楽しいですよね。
このページが何らか受験のお役に立てているならば幸いです!